年に一度、女将仲間で視察旅行に行っています。
今年は、平成の大修理を終えた世界文化遺産、国宝「姫路城」へ行ってまいりました。
青空に堂々とそびえ立つ「白鷺城」は、美しく、数々の防御の工夫にも驚きです。
姫路城を後に、有馬温泉、そして神戸三宮北野の街へと足を運びました。
充実した2日間でした。
年々歳を重ね疲れはでますが、いつも帰途には、旅行に行けたことへの感謝と明日への活力が溢れ笑顔になります。
旅の始まり、車中から残雪と桜に心躍ります。
初めての高山祭行きでしたが、あいにくの雨で曳き揃えは中止になりました。
屋台蔵3カ所でからくり奉納は、同時に披露されました。迷いましたが、石橋台(しゃっきょうたい)を観ることにしました。
煌びやかな屋台の上で、扇笠姿の華やかな美女が優雅に舞い、打掛がめくれると突如中から獅子頭が出現し暴れまくり、再び美女に戻るという妙技です。
傘にまみれる観衆の中から、優しく日本語、続いて英語で「始まります。5分傘をたたみませんかぁ~お願いします・・♪」と声がかかり一斉に傘をたたみました。
すでに頭はびっしょりで冷たい身体でしたが、一瞬で心身共にあたたかくなる一幕でした。
滞在時間に限りがあり散策も駆け足でしたが、楽しいお店が立ち並ぶ高山の町は魅力に溢れていました。