行燈で送り火


  お盆を迎え各地で盆踊りや灯籠流しなどの行事が行われていますが、松坂城下の御城番屋敷の小路に行燈が並べられ幻想的な雰囲気になっています。

 江戸時代から残る小路は、石畳に整備され風情ある佇まいになっています。

   槇垣に囲まれた武家長屋には、5軒の末裔の方が住まわれています。

      人通りがほとんどなく、静かなお盆の夜となっています。

  全国的に現存例の少ない武士の組屋敷である松阪御城番の住まいは、小路を挟んで主家2棟からなる構成で残されているのは全国でもここだけです。主屋2棟・前庭・畑・南竜神社・土蔵よりなり、周囲に槇垣が巡らされて、江戸時代にタイムスリップします。

  御城番の先祖は、徳川家康に仕えた横須賀党の勇猛な武士団でした。横須賀党は、家康の息子・徳川頼宣のお付きとなり、紀伊の国へ。しかし、和歌山城勤めではなく、南の田辺の勤務となりました。当時、田辺城主は安藤家が務めており、「田辺与力」の名前で安藤家で仕事をしていたそうです。現代社会でいう「出向」ですね。
 安政2年(1855年)に、安藤家の家臣になるよう命令が下された田辺与力らは、徳川家直系でいたいと猛然と抗議しましたが、認められませんでした。そこで、藩士の身分を捨てて浪人になる道を選んだのです。
 仕事を辞めた彼らは、6年にも及ぶ浪人生活という苦渋の間、藩復帰のために様々な活動を続けた後、紀州徳川家の菩提寺である長保寺の住職・海弁僧正の支援により、松阪城の御城番として藩に復帰することとなりました。こうして御城番屋敷が建設されたのです。

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