八十八夜摘み新茶 予約承り中です

「夏も近づく八十八夜・・・」
と歌われてきたさわやかな初夏がやってまいります。

この時節に摘まれる新茶は極上です。
当主自ら産地や品種を厳選し、
特徴が異なる数種類の茶葉を独自の配合率でブレンドした逸品です。

ご家庭のおもてなしに。
格別の風味と幸せを、老舗茶屋の茶重がお届けします。


4/11 新茶の観察報告

2021年度の新茶シーズンがいよいよ始まりました。
松阪市にある茶園の観察もお伝えしていきます。
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まずはかなり衝撃的なニュースから始まりました。
これまで日本茶生産量1位を守り続けてきた静岡県が遂に2位に陥落し、鹿児島県にとって変わりました。
三重県もこれまでは不動の3位を維持していますが、この数年間で変化していくことになるでしょう。
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松阪市飯南町にある当店の登録商標銘柄である「千萬の令(深蒸し煎茶)」と「伊勢のほまれ(蒸し製玉緑茶)」の茶園も、4月初旬に萌芽しております。
山間の茶園なので、これから約1ヶ月かけて初摘みとなります。
現在は冬の間に溜め込んだ養分を吸い上げ、成長に必要な栄養素を作り出すため陽の光を浴びて光合成を行っています。
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これからは日光と適量の雨、寒暖差、櫛田川の朝霧など自然の恵みを受けながら、山間部特有の風味の濃い茶の葉
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【代々伝承 千萬の令 販売開始のご案内】

2020年度「千萬の令(深蒸し煎茶)」の新茶ができました!

当店の看板茶で、今年「伊勢のほまれ」とともに特許庁から商標登録証を授与された唯一無二の逸品茶。
今年の特徴は…「非常に甘みが強い!」ですよ。
5月23日には先行販売させていただきました。
例年通り2019年物(熟成茶)もご用意しおりますので、購入時にどちらかお伝えください。

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「千萬の令」の仕上げ加工は晴天の日(低湿度)に、非常に繊細に時間をかけて自ら行います。
仕上げ加工は茶農家さんが加工していただいた荒茶を、まず全ての部位に分けることからは始まります。葉、芽先、茎、表皮や葉脈、古葉…、特に時間をかけるのが粉といわれる部分。深蒸しのため、この粉の中に旨みの一番強い芽先や葉の欠片が多く混じっており、どれだけ効率よく取り出せるか、それで「千萬の令」の風味が決まります。
そしてその後の火入れ(焙煎)も、その年の茶葉の育ち方によって温度などを毎年変えています。そのための茶園での観察を欠かせません。

深蒸し煎茶の「深蒸し」とは、「長時間蒸し」という事。
もともと刈り取ったばかりの生葉は、すぐに萎凋(酸化発酵)を始めます。そのまま放置しておくとウーロン茶に変わり、さらに最終的には紅茶に変化していきます。
その萎凋を防ぐためにすぐに蒸して酸化発酵を止めるのですが、その時の蒸し時間によって大きく茶葉の形状や水色、そして風味が大きく変わってきます。
■普通蒸し:30~60秒
■深蒸し :60~120秒
■特上蒸し:120秒以上
(極蒸し)

この千萬の令は、深蒸し以上の極蒸し製法です。
松阪市飯南町は内陸の山間部にあるため一日の日射量が平野部より少なく、清流・櫛田川が流れておりその朝霧が天然の覆いとなり潤いを与えながら、さらに太陽の日差しを和らげます。適度な雨量があり、一日の中での寒暖差が大きいのも特徴です。
その大自然の恵みが、葉肉に厚みのあるふっくらとした生葉をゆっくりと育みます。
その逞しい生葉を蒸して、内部の細胞を破壊し成分を浸出し易くするため、この深蒸し以上の蒸し方を伝承しています。

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「極蒸し」にすると茶葉は非常に細かくなりますが、渋みが少なくなりまろやかに、そして深緑色のお茶に旨みや甘みが多く溶け出します。茶葉の細胞が通常のお茶より破壊されているため、本来溶け出さない茶葉の栄養成分までお茶に含まれるようになり、飲むことができるのです。
特にビタミンCはレモンの約5倍も含まれており、水溶性で水に溶け出しやすいので、「お茶を飲むことはビタミンC摂取になる」ということが理に敵っていると言えます。
カテキンとビタミンC両方が摂取できることから、抗ウィルス作用があるとされています。

これからの季節は65℃くらいの温度で、夏場は水出しでお飲みください!


新茶販売開始予定日のご案内

本日5月19日(火)より、蒸し製玉緑茶「伊勢のほまれ」の新茶販売を開始させていただきました。

今年1月に特許庁より商標登録証を授与され、名実ともに当店の看板茶のひとつになりました。
実際に三重県鳥羽市の某高級ホテルでご利用していただいていることもあり、ここ数年での問い合わせも多くなってきている商品です。

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「蒸し製玉緑茶」の玉緑茶とは、通称グリ茶と呼ばれています。荒茶製造工程の途中までは煎茶と変わりませんが、精揉工程(最後に形を細長くまっすぐに整える)がなく、回転するドラムに茶葉を入れ熱風を通して茶葉を乾燥するため、撚れておらず、丸いグリっとした勾玉状に仕上がった茶葉になります。
渋みが少なくまろやかで、深蒸し製法なので奥深いながらもさっぱりとしています。

もともと九州北中部で盛んな製法ですが、仕事でよく九州にも出張していた先代(五代目)がこの製法に惚れ込み、松阪市飯南町の茶農家さんに嘆願して玉緑茶製造を始めたというのが始まりです。
数十年前から先駆けた、三重県では珍しい製法のお茶でもあります。
深蒸し製法なので、これからの時期は「水出し緑茶」としてもお勧めです!

今週は主力の銘柄茶が仕上がる予定で、週末にはもう一つの看板茶「千萬の令」も販売開始ができそうです!


松阪茶・その他三重県産 伊勢茶販売開始予定

予約限定販売の八十八夜摘み新茶ですが、追加購入分も残り少なくなってきました。

6年前に六代目を引き継いで始めて、購入していただいたお客様数と販売数が過去最多となりました。
この時世にもかかわらず、誠にありがとうございました。

そして先週末より、いよいよ本格的に地元・松阪茶や三重県産茶葉の摘採が始まってきております。
「千萬の令(深蒸し煎茶)」:5月7日摘み取り
「伊勢のほまれ(蒸し製玉緑茶)」:5月11日摘み取り
「茶重園(深蒸し煎茶)」:5月9日摘み取り
「みどり(煎茶)」:5月11日摘み取り

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契約茶農家さんによって摘み取りや荒茶加工が行われ、本日だけでも3銘柄数百キロを仕入れさせていただきました。
これから手間と熱意を掛け、仕上げ加工や数日間の熟成を行い、店頭にて販売させていただきます。
良い原材料を茶農家さんから戴きましたので、さらに最良の品質に仕上げていきたいと思います。

【販売開始のお知らせ】
「逸品煎茶 宣長」が少しのブレンド作業を経て、本日5月11日より販売開始となりました。

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お問合せ先

住所:三重県松阪市新町819
TEL:0598-21-0701
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜日
URL:http://www.cha-ju.com/
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